インプラント手術の全てをご説明します。
インプラントの手術が実際にどうやって行われるのか?
●手術の具体的方法・流れ、●手術時間、●痛みは?、●麻酔の方法は?
などわかりやすくご説明します!
手術の方法は大きく2つあります。
ひとつは、歯ぐきを切ってはがす方法、もうひとつは歯茎を切らない方法です。
まずは、歯ぐきを切ってはがす方法からご説明します。
当院では、麻酔は痛くなくすることができます。麻酔そのものが痛いのでは意味が半減します。
また、恐がりの方や、大きな手術の場合は、静脈内鎮静(点滴麻酔)をしますので、全く痛みはありません。
要する時間
麻酔をするのにかかる時間が、1〜5分(麻酔をする範囲によって変わります)
麻酔をし終わってから麻酔が効くのにかかる時間が3〜4分です。
合計で4〜9分です。
痛み
麻酔の注射が痛いと意味がないので、当院では注射自体の痛みを感じさせない麻酔をしています。
▲インプラントを埋め込む場所の歯茎を切ったのち、はがします。骨を露出するわけです。(歯ぐきをはがさない方法も当院は行っています。)
当院の麻酔は必ず確実に効くので、痛みはありません。
要する時間
歯ぐきを切るのにかかる時間が、1〜5分(切る範囲によって変わります)
歯ぐきをはがすのにかかる時間が1〜5分です。(はがす範囲によって変わります)
合計で2〜10分です。
痛み
この段階では、麻酔が完全に効いてますので痛みはないです。
▲埋め込む位置のアゴの骨に、インプラントが入る程度の穴を開けます。当院では、正確な位置に埋め込むため、ガイドを使用しています。このことによって、確実に良い位置にインプラントを埋め込むことができます。
また、麻酔が効いてるので痛みは全くありません。ただ、少しの振動は感じます。
要する時間
骨を削るのにかかる時間が、インプラント1本あたり3〜6分です。
痛み
この段階では、麻酔が完全に効いてますので痛みはないです。
▲専用の器具を使ってインプラントを埋め込みます。
要する時間
埋め込むのにかかる時間が、インプラント1本あたり1〜3分です。
痛み
この段階では、麻酔が完全に効いてますので痛みはないです。
埋め込んだインプラントの先にキャップを付けます。
その後、切った歯ぐきを縫ったら終わりです。
要する時間
キャップを付けるのにかかる時間が、インプラント1本あたり30秒です。
歯ぐきを縫う時間が、5〜10分です(範囲によって変わります)。
痛み
キャップを付けるだけですので痛みは全くないです。
▲その後この状態で、骨とインプラントくっつくまで2〜3ヶ月待ちます。
手術時間は当然気になりますよね!
まず、手術期間についてご説明したのち、時間を短縮する方法や、時間を負担に感じなくなる方法について、ご説明します。
手術時間は、単純に骨を削って埋め込むだけでしたら10分で終わります。
ただ、麻酔から始まって一連の手術全体では、上記でご説明の通り、各ステップの合計で20〜40分かかります。
あと、手術ではありませんが、手術の前にあらためて手術内容のご説明をしたり、トイレに行って頂いたり、手術前に抗生物質を飲んで頂いたりします。
またもし患者さんが不安がられてたら、不安を払拭するご説明をしたりとか手術以外の時間もかかります。
そして、手術自体が終了した後は、レントゲンやCTを撮影したり、手術後の注意事項などのご説明も丁寧にしますので、それらの時間も含めるとさらに20分くらい余分に時間がかかります。
ただこの時間は良い手術をする為のもので、患者さんのお役に必ず立ちます。
手術時間を短縮する方法は、歯ぐきをはがさない手術をすることです。当院はなるべくそうしてますが、できない場合もあります。
また、静脈内鎮静(点滴麻酔)と言って、血管から鎮静薬を点滴すれば寝てしまいますので、手術は目が覚めたら終わってます。
痛みに関しましては、患者様が非常に気にされるところです。ただ、非常に当たり前ですが、麻酔が完全に効いてしまえば痛い訳がないんです。まず、痛みの種類をご説明します。
この5つがあります。
それぞれご説明します。
麻酔の注射が痛かったのでは意味が無いです。当院では針を刺す際の痛みをなくすために重要なポイントをふまえて麻酔を行っています。
まず大切なのは針の細さです。針が太いほど痛みを感じやすいので、超極細の注射針を使用することで刺すときの痛みを抑えます。
注射針を刺す位置は痛みを感じにくい部分を見極めて針を刺します。
針を刺す際には、歯ぐきの粘膜をピンと貼ると刺さった感覚もなく痛みを感じにくくなります。
このような点に十分注意して注射を行うと表面麻酔はほぼ必要ありませんが、ご希望の場合は表面麻酔も行います。
ほとんどの方がご存じありませんが、針を刺した後で、麻酔薬を注入するときに痛みが出やすいのです。
これを防ぐ方法をご説明します。
痛みを感じないようにするためには麻酔薬の温度の調整が大切です。
麻酔薬が冷たいままだと体には刺激になり痛みを感じてしまいますので、麻酔薬を体温と同じくらいの36℃に温めて使用しています。
また、麻酔薬を注入する速度も重要です。注入速度が早すぎると圧力がかかり、痛みを感じてしまいますので、ゆっくりとしたスピードかつ一定の速度で注入するようにしています。
当然ですが、麻酔がちゃんと効いてなければ痛みます。
麻酔の技術は歯科医師によってかなりバラツキがあります。まず、痛くなく麻酔をするテクニック、麻酔を確実に効かせるテクニックなどです。
ですので、麻酔を確実に効かせる腕を持った歯科医師を選んで下さい。
麻酔がちゃんと効いていて、痛くはないのですが、骨を削る時の振動で痛いと感じる方がおられます。
そういう方は対処法として、振動だけなので痛い訳はないと頭に言い聞かせるか、それが無理な場合は静脈内鎮静(点滴麻酔)と言って、血管から鎮静薬を点滴します。
点滴すれば寝てしまいますので、手術は目が覚めたら終わってますので、当然振動も感じません。
麻酔がちゃんと効いてても、恐がりの方によってはやはり恐怖心で手術を受けることができない方がおられます。
そういう方は、静脈内鎮静(点滴麻酔)と言って、血管から鎮静薬を点滴します。点滴すれば寝てしまいますので、手術は目が覚めたら終わってますので、当然痛みは感じません。
歯ぐきを切らないでインプラントをすると、手術の痛みは激減というか、殆んどなくなります。
当院では、なるべく歯ぐきを切らないインプラントを心がけています。
ただ、骨の量や質等で出来ない場合は無理をすると失敗する可能性もなくはないため、慎重に事前検査をしています。
当院では、麻酔は痛くなくすることができます。麻酔そのものが痛いのでは意味が半減します。
また、恐がりの方や、大きな手術の場合は、静脈内鎮静(点滴麻酔)をしますので、全く痛みはありません。
上図の様に、歯ぐきを切らずに、歯ぐきの上から直接ドリルで穴を開けていきます。
ただ、実際には、ガイドを使って穴を開ける位置を正確にするようにしています。
ガイドを使った方が正確な手術ができるからです。
▲埋め込む位置のアゴの骨に、インプラントが入る程度の穴を開けます。当院では、正確な位置に埋め込むため、ガイドを使用しています。このことによって、確実に良い位置にインプラントを埋め込むことができます。
また、麻酔が効いてるので痛みは全くありません。ただ、少しの振動は感じます。
▲専用の器具を使ってインプラントを埋め込みます。
▲その後この状態で、骨とインプラントくっつくまで2〜3ヶ月待ちます。
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