歯を抜いたまま放置するとどうなるのか
利点
●ありません。
欠点
● 歯がない場所の周囲の歯が動いてします。
● 対合する歯が浮いて弱くなる。
● 噛む機能が低下する。
● 発音障害。
● 審美性(見た目)が悪い。
上記の留意点(短所)を改善した治療方法
インプラントにした場合
利点
● 自分の歯のような感覚で噛む事ができる。
● 噛む力、味覚が低下しない。
● 周囲の歯が動くことがない。
● 審美性が良好。
● インプラントがしっかり固定すると、顎の骨がやせるのを防ぐ事ができる。
● 対合する歯が浮いてくることがない。
欠点
● 歯を抜く場合と同程度の手術が必要。(大きな欠点ではない。)
● 体質や疾病(重度の糖尿病など)によっては治療ができない場合がある。
● 費用がかかる。
歯1本抜いただけだからと何ヶ月も放置する方が意外と多いのですが、歯科医院で十分な診療を受けずに、歯を抜いたまま放っておく対応をするとどうなるのでしょうか。
通常歯を抜いたまま放っておくと、歯を失った部分へまず隣の歯が中に倒れてきます。歯はないところに動く性質がありますので、咬み合わせも安定せず、食事も楽しめません。 例えば奥歯が抜けた場合は、その手前の歯が倒れてしまうという事が多くあります。
口腔内の違和感を覚えながらですと、心理的にも他の歯にもそれぞれ負担が増えます。また、お口の歯磨きもやりにくいことが原因で、虫歯にかかりやすくなったり、歯肉が腫れたりする歯周病を引きおこしやすくなるリスク、痛みの原因となるリスクが、前よりも高いです。それにより、歯を削るなどの処置を歯科医院で行わなければならなくなります。
もし倒れてこなかったとしても、今度は、反対の歯が伸びてきます。例えば、上下の歯のうち下の歯が抜けてなくなっている場合、上の歯が下に向かって大きく伸びてくる可能性もあります。
後、最も悪いのは、抜けたまま放っておいた時、歯を支える顎の骨が痩せてくるということです。歯が無い状態ですと、通常に比べどうしても顎の骨が痩せます。
テレビのコマーシャルでやっている、入れ歯安定剤というものがありますね。
入れ歯安定剤は、総入れ歯の方が、歯茎が痩せて入れ歯が取れるので、それを補うために入れ歯安定剤を塗ってから総入れ歯を装着するのです。
ご案内したように、歯が無い状態ですと、顎の骨は痩せます。そのため顎の骨が痩せて少ないと他の残った歯や歯並びに影響し、患者様の健康な天然の歯の本数が減ってしまいます。食べ物を噛める安心よりも不安の気持ちが大きくなると生活に影響を与えますよね。
歯も同じです。
歯がないと歯を支える顎の骨は痩せてしまいます。ですが、歯科医師による再生治療法、つまり歯やインプラント(人工歯根)を埋め込み使用すれば顎の骨が応じて痩せることはありません。術後も、技術のあるスタッフによるメンテナンスを行うと、歯茎の状態が良い状態で保てるので人工歯でも一般的に長く保つ事が出来ます。
解りやすい例で言いますと、木が生えている山と、木が生えていない山を比べると、木の生えていない山は、雨が降ると土が流れて、山がなくなってしまいます。
ところが木が生えている山は、雨が降っても土が流れません。
このように歯が抜けたままになっているといろいろなデメリットがあります。メリットは何もありません。
そのまま放置せずに医院でレントゲンやCTなどの検査や治療を受け、治癒を目指しましょう。
インプラントはあごの骨がやせるのを防ぐことができます。
治療についてお悩みの方は最適な方法を、歯科医にぜひ一度ご相談ください。
歯科医があなたに合った治療の選択肢をご案内し、処置を行います。
インプラントについてのご質問・ご相談は無料初診カウンセリングでドクターが詳しくお答えいたします。お気軽にご予約ください。